下記日程で平成27年度定例総会を開催いたします。
地域で有機農業の生産や流通に取り組まれている方、
オーガニックなライフスタイルを地域社会に根付かせたい方、
「オーガニックタウン伊賀」のこれからを描くために、
会員同士がじっくりと話し合う貴重な機会です。
是非参加して貴重なご意見を伺わせてください!
日 時: 2015年6月13日(土)
19時00分~21時00分(受付18:30開始)
場 所: ハイトピア伊賀 4階 多目的室
三重県伊賀市上野丸之内500
TEL:0595-21-2836(平日8:30〜17:30)
地図: http://www.haitopia-iga.jp/
事項書
開会あいさつ
報告
●平成26年度 事業報告
●平成27年度 基本方針および事業計画
議決事項
●決算および監査報告
●役員改選および規約改定
会員交流(小グループでのディスカッションを予定)
●自己紹介と今後の活動について意見交換
閉会あいさつ
※ 当日今年度会費の納入をお願いいたします。
(正会員5,000円、協力会員10,000円)
欠席の方は事務局まで持参いただくか、
下記口座までお振り込みください。
振込先: 伊賀北部農協 上野東支店 普通 50954
名義人: 伊賀有機農業推進協議会 前田洋
また、連絡先・住所などに変更のある方、
この機会にお知らせいただければ幸いです。
※ 総会では正会員(協力会員)のみ議決権をもちます。
入会希望でまだ申込みをされていない方は、当日、
「入会申込書」の提出と会費の支払いをお願いいたします。
伊有協の活動をサポートしていただける
賛助会員(無料)の出席も大歓迎です。
【会場地図】
【駐車場について】
1. ハイトピア伊賀 地下駐⾞場(22台)…営:7:00〜23:00
※ただし23:00〜翌7:00の間は⼊出庫できません
2. ハイトピア伊賀 駅前第1駐⾞場(18台)…営:終日
3. ハイトピア伊賀 駅前第2駐⾞場(28台)…営:終日
地下駐⾞場 最初の30分以内…無料
以降30分ごとに…100円
上記以外の駐⾞場 最初の60分以内…無料
以降30分ごとに…100円
【案内文】
伊賀有機農業推進協議会 会員および関係者各位
伊賀地域の有機農業の発展を願う皆さまへ
伊賀有機農業推進協議会
会長 前田 洋
【オーガニックタウン伊賀のこれから】を一緒に考えませんか?
山の緑もいよいよ色濃くなってまいりましたが、
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
平素は伊賀有機農業推進協議会(伊有協)の活動にご理解、
ご協力を頂きありがとうございます。
別紙のとおり、近く今年度の総会を開催いたしますので
ご連絡申し上げます。
諸般の事情により開催が昨年より一ヶ月近くも遅れて
しまったこと、どうぞご容赦ください。
2010年3月に数多くの方のご尽力により伊有協が
立ち上げられてから早5年。この間、伊有協は国からの
補助を受け、伊賀地域の有機農業を推進するため、
技術向上、販売促進、人材育成などに関わる様々な活動に
取り組んできました。
昨年度はとりわけ、伊賀・名張周辺の有機農業の取組を
地域内外の方に広く知ってもらうための活動に力を入れました。
定番となった感もある【伊賀オーガニックフェスタ】は、
伊賀市・名張市、JA伊賀北部・JA伊賀南部、地元自治協など
各方面からも協力・協賛を頂きました。
また、伊賀市農業公園を活用した農体験イベントを開催し(計5回)、
地域内外の幅広い層に参加を呼び掛け、伊賀白鳳高校・相可高校で
調理を学ぶ生徒たちや、イタリア・スローフード運動に関わる
海外の方との交流など、有機農業を敷居の高いものとせず、
地域に根付き、人と人、人と自然とのつながりを大切にする、
「こころある」暮らしや社会を目指す農業として認知して
もらえるよう努めてきました。
こうした様々な活動を展開しながらも、伊有協の運営は今、
大きな岐路に立っています。農業や地域社会の置かれた状況は
ここ数年で急速に変化しています。オランダなど海外からの
最先端テクノロジー導入、大企業の参入なども相次いでおり、
今後数年で農産物の流通構造は大きく変わっていくと見られます。
こうした情勢のなか、伊賀地域の有機農業だけが例外という
訳にはいきません。農業者が連携し、ともに知恵を絞って、
生き残り・発展を目指していくことはこれまで以上に重要に
なりそうです。
一方、医療、福祉、教育など様々な領域で、地域社会の
人口減少や歳費縮減の影響は避けがたい情勢です。
地方創生の掛け声のもと、各自治体単位で「それぞれの色を出す」
傾向が強まり、これからますます勝ち組地域・負け組地域の
色分けが進んでいきそうです。伊賀の地域特性を生かした
「農業」や「食」に関わる産業の役割は、観光や移住促進政策
とも相まって、今後ますます重要なものとなるでしょう。
伊有協の運営は、これまで事務局や一部理事らを中心に、
限られた人数で支えてきた観は否めません。
これでうまく機能し続ければよいですが、会員有志の
出資により設立した【株式会社へんこ】が着実に事業範囲を
広げるなか、母体である協議会の活動を支えるための
負担は大きくなっており、運営に携わる人間は疲弊しがちで、
結果的に会員ひとりひとりとのつながりが希薄になって
しまったのが現状です。
そこで、理事会・事務局では、こうした状況を
勘案・検討したうえで、今後の協議会運営のあり方を
大きく見直す方針を打ち出しました。
まず、5年に渡って継続してきた国の補助事業ですが、
政策転換によって当初の長期計画の根拠づけが失われ、
単年度の補助事業としての出直しが決まったことを契機に、
「卒業」することに決めました。
スタート当初の事業の枠組が時代情勢に追いつかないままに
放置され、煩雑な事務処理の割に得るものが少なくなったと
判断したのです。財政面では厳しくなりますが、これまでの
国のプランや補助金にぶら下がるかたちを脱し、
会員ひとりひとりの主体性に委ねて活動を進める方向に
切り替えていきます。
伊有協の会員の方々は、それぞれに大変素晴らしい取組を
されています。ただ、事務局の力不足もあって、会員同士が
それぞれの活動について知り、刺激しあい、助け合う、
そんな機会はまだまだ限られています。今後はこれまで以上に、
会員や地域の人達が互いに顔を合わせる/情報交換する機会を
増やし、多様でしなやかな連携のきっかけを産み出して、
伊有協が地域社会の農と食を支える「欠かせない存在」
となることを目指します。
その際の事務局の役割は、皆の面倒を見、引っ張って
いくのではなく、会員ひとりひとりがつながるのに
役立つネットワーク・インフラを整備し、活動を側面から
サポートする「黒子」の役割に限定するのが理想形です。
効果的な情報共有のために、ちらし・口コミなど
従来の手法は残しつつ、インターネットやスマートホン
(Lineなどのアプリ)などのIT技術もどんどん活用していく
ことになるでしょう。
生産技術や販売ルート、人材確保などに関する情報の共有、
地域内デリバリー構築(運送の相互補助)、各種マーケットや
見学会・体験イベントの開催、地域の食育活動への関与や
学校給食での地場産利用等、様々なプロジェクトの運営は、
皆さんの主体的な関与に掛かってきます。
これからの地域社会、食や農の基盤を担っていくのは、
皆さんひとりひとりの「意志」ではないでしょうか?
今回の総会では、小グループに分かれ、
これから何を実現したいか、
自分が何をできるかについて、
率直に語りあう場を設けます。
皆さまの思い描く未来のかたちを伝えてもらい、
今後の伊有協の活動をともに考えていければ幸いです。
こころ通うまち【オーガニックタウン伊賀】を
つくり、支えるために。
大変お忙しいなかと存じておりますが、周囲の方々も
お誘い合わせのうえ、是非会場に足を運んでいただきたいと
願っています。
皆さまの積極的な参加を心よりお待ちしています。
(文責 事務局 村山)