むらやまです。
去る8月10日(金)に行われた臨時理事会ですが、
下記の参加者の元、主に三重県の震災がれき受入について、
情報・意見交換、および今後の活動方針について
話し合われました。
参加者)
前田、岩田、村山、猪飼、奥田美、鎌田、
村上良、村上真、山本、森田
ご存知の方も多いかと思いますが、
先週、環境省から三重県へ岩手県久慈市の震災がれき、
2000トンの割り当てが正式に行われ、
三重県はこれを受け入れる方向を示しています。
県内に持ち込まれるがれきを焼却した後に出る、
焼却灰の多くの部分は、伊賀市予野の最終処分場に
持ち込まれる可能性が高くなっています。
このことに伴う、放射性物質の流出・飛散による汚染や、
風評被害を懸念する生産者・消費者の声があがっています
この流れに協議会として対応していくために、
8月10日の臨時理事会において、
以下のようなステップを取っていくことを確認しました。
●この件に対する伊有協の基本姿勢(指針)を打ち出す
●上記指針に基づき、県・市などの行政機関に対して
要望書を提出予定です。
伊有協の生産者らが取引をしている、
有機農産物の流通業者等が示す許容放射能の値を提示して、
この値を守れないと経済的に大きな不利益を受けることを明示。
また、こうした規制値を担保するために行政に取ってもらう
必要のある、検査の仕方や流出防止対策などについて、
細かなところまで要請を行っていきます。
●地元他団体との連携を図り、情報交換のための勉強会や
焼却灰受け入れ業者の見学会などを開催していきます。
今後の伊有協としての動きは、
おおむねこのような流れになるかと思います。