日時 :7月12日(金) 19:30~21:15
場所 :愛農学園内ログハウス
参加者:前田・村山・岩田・大原・伊藤・小倉・葛原・山本和・
今泉・山田(三重県・オブザーバー)・大塚(記録)
○事業報告~検討事項
▼補助事業関連計画
― 7/1付で事業開始(事前着工)借入/ 7/12に手続完了。
事業の内容及び計画の確認
1、 本事業の推進に関する検討
① 地域内生産者・農産物に関する継続調査取組紹介資料の作成
有機農業者の情報を収集し、農水省に提出。
パンフレット追補作成。
② 有機農業推進に関する先進地視察
現時点では冬の鹿児島有機生産組合訪問を検討。
2、 安定供給力強化の取組
① 可給態窒素の簡易測定~施肥適正化実証試験および
周辺関連技術に関する情報収集
福広氏らが取り続けたデータを整理し、
生産者が使用できるレベルまで完成度をあげる。
② 技術交流・講習会開催・栽培マニュアル整備
先端技術、生産者同士の技術の情報交換会など、
技術交流会を開催。
3、 産地販売力強化の取組
① 販売体制整備
(農産物一覧・カレンダー製作・実需者へ情報提供)
インターネット上で生産者が今何を生産し、どのくらいの
量を供給できるかなどの、情報がいつでも見られるような、
生産情報の発信システムを開発。
② 加工品の試作・マーケティング
野菜飴や新しく出てくるアイディア品の開発・製造費用等。
③ ブランド形成
伊賀の有機農業のブランドイメージを確立するための費用。
④ グリーンツーリズムの企画と試験運営
観光協会、商工会議所との連携を視野に入れ、都会の人を
田畑に呼び、泥にまみれてもらうようなイベント試験実施。
⑤ 有機農業推進に関わる一般向け講習会等の開催
(各種講演、料理教室、食育活動等)
学校給食への食材提供、オーガニックフェスタ開催
4、 有機農業者育成力強化の取組
① 新規参入講習会実施/有機JAS取得支援講座
② 相談窓口の継続設置・就農フェア等のブース出展、
対外的な情報コンテンツ制作、慣行栽培から有機への転換促進
▼販売促進
― 7/4 第3回販売部会の報告
→ 別紙議事録参照
▼技術開発・普及
― 理科勉強会(最終7/19)→資料や動画の無償配布継続
― 地力測定プロジェクト経過報告~7/9三重県打合せの概要
→地力測定プロジェクト経過報告
→特許申請
話題作りも含め、海外への技術輸出も視野に入れる。
可給態窒素を織り込んだ施肥設計システムを提供する。
申請費用50万円。伊賀ベジタブルファーム(株)が負担し、
協議会会員は自由に使えるかたちを検討中。
→(株)エム・シー・エスとの連動。
食品残渣堆肥を有機農家が使用。(地域内循環のモデル)
窒素量は現在量によって変わるためやや不安定。
今後はエム・シー・エスが可給態窒素を測り、肥効データを
生産者に伝えることでより的確な使用が可能。
→7/19に(株)エム・シー・エス堆肥工場の見学、
7/9三重県との打ち合わせ報告など含む、技術交流会を実施。
▼事業推進
社会貢献的要素が強いもの事業推進部会で扱う。
― 7/3事業推進部会 ⇒ オーガニックフェスタ運営等議論
生産者の関与を強化する~「圃場ツアー」組込。
11月上野ハイトピア・12月名張いきいき開催
食育の一環として「紙芝居」料理教室等イベント企画
→ 学校給食
野菜を納品して終わっているのでもったいない状態。
生産者が小学校に行き、紹介のパフォーマンスを行う。
→ 食育隊の結成
地域の子供会に営業に行くなどして地域への普及をはかる。
畑で野菜を収穫してそのまま料理に使う、などのイベント。
→ オーガニックフェスタ
圃場ツアーを行う。フェスタ開催場所からマイクロバス
で畑ツアーを行う。バスの中で生産者が語り、畑を見て
戻ってくる。そこの野菜を使った料理が出てくるなど。
出店者も畑を回るツアーを組みこみ、全体がしっかり
繋がった形にする。実行のための人手などが課題。
▼有機農業者育成
― 新農業人フェアへの出店へ
ホームページに紹介コンテンツをアップ
地域向け、有機農業・環境保全型農業へ転換呼びかけ
(技術指導などの枠組を用意)
▼環境直接支払い
― 無事提出完了
最終的に本年申請 生産者12名、申請規模約22ha
▼事務局・連絡事項
― 三重県の農業環境指標等活用事業の受託
排出CO2のLCA評価~消費者へのPR事業/伊賀ベジで受注
⇒伊有協生産者への協力要請
有機農業がどの程度環境に優しいのか、数値化し、
消費者への理解浸透を図る。
… 福広農場研修生・今泉氏が主に担当していく。
次回理事会の予定
8/9(金)19:30~ @愛農学園内ログハウス